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9月, 2025の投稿を表示しています

今週、休載。

 今週末、急な用事が発生、ブログ、休載します。 では、よい終末を。

数学、学び直し

  仕事をしていた時には、データを読む作業が、多少は必要だった。そこで、統計の基礎を勉強した。その結果、標準偏差、偏差値、中央値、相関係数などは理解できるようになった。わたしの仕事では、それ以上は、勉強の大変さに比較して、それほど必要としないことがわかった。  だが、それでも統計を学んでいるうちに、自分の数学の学力が極端に落ちていることに気づかされた。わたしは、高校生の時には、数3の前半までは勉強したのである。入試でも数2Bまでは必要だった。だが、今となっては、よく思い出せないのである。国語、英語、社会は、高校以後もなんらかの形で触れ続けてきたのだが、数学(と理科)はほとんど縁のない生活をしてきた。なんどか、数学の学びなおしを試みたのだが、うまくいかなかった。  最近、説明のやさしさを売り物にした高校数学の参考書を買って、取り組んでみた。二次方程式の解法は、数1の中心であることがわかった。これは高校1年生の前半で学ぶことである。この参考書は、あまり難しい問題は取り扱わず、基礎的な事項の説明に注力している。それは、それでよいのだが、·説明の仕方がひどくまどろっこしいのである。この『とってもやさしい』というシリーズの参考書は、数学の説明としてやさしいというよりは、説明の理解があまりスマートではない学生を念頭においているようである。数学として「やさしい」というより、説明の仕方がやさしい、具体的には、基礎的な事項の復習、確認の作業を重視しているのである。そこが、やや、まどろっこしいのである。とはいえ、こちらもその程度の理解力になっていると思って、付き合っていくしかない。  若い頃に苦手だった順列、組み合わせは今でも苦手だった。得意の領域は減少し、苦手な領域は拡大しているのである。このペースで進んでって、微積まで到達できるものだろうか。 2025/09/21

ドラマ『零日攻撃』の主題歌

  台湾の歌手といえば、長い間、江恵が頂点に立っていた。都はるみと八代亜紀と石川さゆりを足したような地位の歌手である。その彼女が数年前、引退を発表した。原因はいろろ取り沙汰されているが、体調の低下も一因らしい。ただし、その後も、たまには人前で歌っている。だが、従来のような活動は止めてしまった。基本的な引退なのだろう。  女王が空位になった。そこで、後継者は誰なのかが、一時話題になった。わたしの印象では、その地位についたのは、曹雅雯(Olivia Tsao)という歌手である。ただし、わたしは、この人のファンなので、客観的な評価とはいえないが。歌手のタイプからいうと、この人は、江恵とはかなり対称的である。江恵は、典型的な芸能人という華やかな雰囲気の人であるが、この人はちょっと違う。  この人、すごい美人というわけではないが、そこそこの美人だと思う。世が高く、頭が小さく、姿勢がいいので、立ち姿がきれいである。どことなく、知的で、落ち着いた雰囲気である。中学校の音楽の先生で、女子生徒の憧れの存在、といった人である。  この人は台湾語の歌手である。この人のオリジナルのヒット曲もたくさんある。この人が他の人のヒット曲をカバーした作品、例えば、「雨水我問儞」(雨よ、教えて)、「人生的歌」(人生の歌)などは、YouTubeで楽しむことができる。これが大変によい。  先日、この人の歌を、台湾の音楽に強い音楽配信、KKBOSXで探していたら、今年の作品として「風聲人影」という曲が揚げられている。連続ドラマ『零日攻撃』の主題歌と説明がついている。『零日攻撃』という作品は、聞いたこうとがある。たしか、これは中国が台湾へ侵攻を始める直前の台湾を描いたドラマだったと気づいた。新聞やネットで話題になっているのを見た。この人が主題歌を歌っているのか、  『零日攻撃』は日本でも、途中まで見ることができる。amazonプライム・ビデオで配信されている。早速、公開されている分、四話まで見た。(その後、五話も公開された。)これは、一つのドラマといっても、毎回、登場人物や立場が変わり、中国の侵攻を目前にして、台湾の社会のそれぞれの部分でどのような事件がおきるか、を描いている。見てわかったが、とにかく暗い。カタルシスもない。たいがいの終わりは悲劇的である。その背景には、中国侵攻が、台湾にとってきわめて...

あたらしい恐怖症

  暗くて、不気味な話題です。  わたしが、高所恐怖症、集合体恐怖症などを持っていることについては、すでに何度か書いてきた。ところが、最近になって、今までになかった症状に気づいたのである。  ネットニュースを見ていると、ニュースの合間に広告が出てくる。その一つに、肩の痛を治す薬の広告がある。富山常備薬と会社である。この広告、男性の裸の肩が描かれているのだが、その肩の関節付近が強いオレンジ色でに塗られている。おそらく痛みの患部を表しているのだろう。そのオレンジの部分から、痛みを可視化したものと思われる点線が放射線状に何本も描かれている。このイラストが、どうにも不気味なのである。理由はまったくわからない。  別の広告で、ロボットないしは人体模型のような頭部が描かれており、その側頭部と頬の部分が外皮の部分が剥がされており、内部に電子回路のようなものが見えている。これも、なぜかひどく不気味である。  さらに、別の広告で、木材でできた構造物が端からはがれて、小さい断片となってばらけていく動画がある。これも、不気味である。  いずれも、不気味さは、一般の人には、ほとんど理解されないと思う。だが、わたしは、これらの画像を見ると、心がぞわぞわして、不安な気分になる。かなり気持ちが悪い。もちろん、こうした例は、これだけにとどまらない。  理由はよく、わからない。特に体調が悪いわけではない。食欲もあるし、食ものもおいしい。気になって眠れないということもない。だが、ニュースサイトを閲覧していると、また、あの広告があるだろうな、と思うと、少し暗い気分になる。新しい画像にでくわして、また不安になるのではないかと懸念される。そのこと自体が、不安感のもう一つの形である。  この症状は、以前はなかった。この一、二ヶ月、急に気づいたものである。こんな症状がつぎつぎに増えていくとしたら、それはたまったものではない。 2025/09/07